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薩摩の石組み

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2011年 09月 14日

№85 西方御仮屋跡

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写真190 西方御仮屋跡 
■アクセスと歴史背景                 
薩摩川内市西方の国道号3号と県道339号東郷西方港線の交差点から阿久根方向に約300m行くと白沢津の三叉路に着く。ここから西方港へ向かって約150m進むと市道左側に西方御仮屋跡がある。
 西方御仮屋は慶長7年(1602)に当時藩主島津家久により設置され、現在の潮見寺を含む一帯にあったとされている。西方御仮屋の北西約200mには異国船の通行を監視する遠見番所も設置されていた。川内市内を通る参勤交代のルートには陸路と海路があり、海路の時は向田から川船で京泊まで下り、そこから船で大阪まで行き、陸路を経て江戸へ向かったと云う。なお、潮見寺は真宗本願寺派のお寺として明治17年に設立されいいる。                 【川内市教育委員会・現地案内文】    場所 薩摩川内市・西方 北緯 31゚54′53″  東経130゚13′22″
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写真191 西方御仮屋跡を囲む石塀

by ishigaki2010 | 2011-09-14 10:07


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