薩摩の石組み

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2011年 10月 07日

№98 樋脇・武家屋敷

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写真219 庭木と屋根門が調和のとれた樋脇の武家屋敷
■アクセスと歴史背景                 
薩摩川内市樋脇町塔之原の樋脇支所から県道335号市比野東郷線を東郷町方向に約600m進み、ここから右折して市道を樋脇川下流の庄内方向に約400m進むと樋脇の武家屋敷がある。
 入来院は文禄4年(1595)豊臣秀吉の転封政策により菱刈郡湯之尾に移された。万治2年(1659)第18代重頼のときには浦之名、副田は入来院の私領となり、塔之原、市比野、倉野、中、久住、楠元の各村は新清色として分離し外城となった。これに伴い179人の郷士は塔之原へ屋敷の移転が行われた。元禄16年(1703)元村新田用水路が竣功すると、下流の塔之原八幡山付近に転居していた64戸の郷士屋敷は開田のため、また移転を余儀なくされ現在の麓地域に転居したと云う。当時の住居、門構えなどは殆ど改築、改造され、ただ屋敷割り、玉石垣、庭園、武家門などが僅かに昔の面影を留めている。
                                     【樋脇町史・下巻】
場所: 薩摩川内市・塔之原 北緯 31゚49′30″ 東経 130゚22′46″ 
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写真220 重厚な武家屋敷の石垣は健在
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by ishigaki2010 | 2011-10-07 17:57 | 武家屋敷


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